夏期特別演出の歴史
東京ドームシティ アトラクションズ(旧 後楽園ゆうえんち)のおばけ屋敷夏期特別興行とは、1992年に後楽園ゆうえんちの夏期イベント「ルナパーク」の一環として誕生しました。当時、後楽園ゆうえんちに限らずおばけ屋敷という施設はアミューズメントパークの中では比較的地味な存在でした。様々な絶叫系アトラクションが華やかに登場する中で、おばけ屋敷は魅力に乏しい施設として捉えられていました。そんなハイテクに走るアミューズメント業界の流れに強いて逆行し、思い切りアナログにおばけ屋敷を演出したらどうだろう、というのがそもそもの端緒でした。アナログを志したことによって、おばけ屋敷の重要な要素である〈タイミング〉や〈人間による演出〉が生まれ、そこにこれまでにない恐ろしいおばけ屋敷が出現しました。大駱駝艦のダンサーが出演し、大駱駝艦の麿赤児氏によって演出された後楽園ゆうえんちおばけ屋敷夏期限定興行『麿赤児のパノラマ怪奇館』の誕生です。このおばけ屋敷にお客様は長蛇の列を作り、おばけ屋敷は一躍脚光を浴びることとなりました。
1996年の『赤ん坊地獄』からは、それまでの個人プロデュースによるおばけ屋敷というスタイルを脱し、別の側面からおばけ屋敷を演出する方向へと変わっていきます。このおばけ屋敷夏期特別興行は、様々に形を変えながら、恐怖を提供していきます。ひとつのイベントとしては、非常に息の長いものになっていると言えるでしょう。おかげさまで、一般的な認知度も高く、多くのファンも獲得しています。本興行は、今後も時代に合わせながら、お客様を常に斬新な恐怖に陥れるおばけ屋敷として進んでいくことでしょう。
2023年夏
どうか、窓のついたドアを開けて瑠璃を助け出し、もう一度、夜雨子を部屋に閉じ込めてください。
2022年夏
お化け屋敷の新たな楽しみ方を体験できます
2021年夏
仮面を外して納めてくるお化け屋敷
TDCA夏の特別演出が2年ぶりの復活。
2019年夏
枕の下にある呪いの写真を持って帰る
夜雨子が怨念を払うために、枕の下の針穴の開いた写真を取ってきて供養しなくてはなりません。
2018年夏
怨念が強く宿る夜雨子の足首を縄で縛ってくる
4月にOPENした『怨霊座敷』に夏特別の新しい演出を加えた
2017年夏
首飾りをつけて歩くお化け屋敷
闇の中に潜むカミソリがあなたの首すじを狙ってきます。
2016年夏
赤ん坊を抱いて進むお化け屋敷
代表作「赤ん坊地獄」の続編が20年の時を経て登場
2015年夏
怨霊の薬指に指輪をはめるお化け屋敷
大阪お化け屋敷と同タイトルの企画を開始
2014年夏
かくれんぼしている子供を探すお化け屋敷
大阪お化け屋敷と同タイトルの企画を開始
2012年夏
人形に目を入れてくるお化け屋敷
2010年夏
靴を脱いで入るおばけ屋敷
2006年夏
髪を梳かしに行くお化け屋敷
2005年夏
ブラックライトで進むお化け屋敷
2004年夏
人形を抱いて進むおばけ屋敷
2003年夏
映画「呪怨」のおばけ屋敷
2002年夏
本物の廃屋を移築したお化け屋敷
地下遊園地ジオポリスにて
2001年夏
運命の椅子に座り進むおばけ屋敷
2000年夏
手錠に繋がれて進むお化け屋敷
1999年夏
三角頭巾をかぶって進むおばけ屋敷。
1998年夏
手錠で繋がれて巡る愛のおばけ屋敷
1997年夏
心臓を抱いて進むおばけ屋敷
1996年夏
赤ん坊を抱いて進むおばけ屋敷