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呪いの生け贄くじ


呪いの生け贄くじ

くじを引いて進むお化け屋敷

法多山 尊永寺にあります紫雲閣にて、本物のお寺での本格お化け屋敷 第三弾「呪いの生け贄くじ」が今年も開催します!!
今回は、くじを引いて進むお化け屋敷です。
孤独のまま旅だった朱音(あかね)が、誰か一人をあの世に引き込もうとしています。それが誰かは、くじ引きで決めるしかありません。
この夏だけのお化け屋敷になります。どうぞ、お見逃しなく!!!

■ 「呪いの生け贄くじ」公式HPはこちら

ストーリー

今から120年前。この辺りには一つの村があり、そこに朱音(あかね)という女性が暮らしていました。
彼女は、武雄という男に密かに想いを寄せていましたが、彼には碧(みどり)という許嫁がいました。
しばらくして、武雄と碧は結納を交わすことになりました。武雄を諦める決心をした朱音は、碧にそっと一本のかんざしを贈りました。それは、黄色い房の付いたかんざしでした。
滞りなく結納が済んだその帰り道のことです。武雄と碧は、思いも掛けぬ事故に遭って亡くなってしまいます。
それと時を合わせるようにして、朱音も熱を出し、三日三晩苦しんだ挙げ句、何とか回復をしました。
けれど、布団から起き上がった朱音は、目に映る景色が以前と違っていることに気づきました。赤い色が見えなくなってしまったのです。
その時、彼女は考えました。
「武雄が亡くなった時、朱音の“朱”を抱いて逝ってしまったのだ。やはり、武雄が本当に愛していたのは、私だったのだ。でも、このことは私と武雄だけの秘密にしておこう」


それからしばらくして、村に異変が起こり始めました。
村や近くの山にある竹林に、一斉に花が咲き始めたのです。
人々は不安に駆られました。何か良からぬことが起こる前兆ではないだろうか。
そんな折、一人の老人が言いました。
「そういえば、武雄と碧の結納のとき、碧は竹の着物に黄色い房のかんざしを付けていた。その姿は、まさに、いま目の前にある竹の花と同じではないか」
それを聞いた村人は青ざめました。
「あの後、武雄と碧は亡くなってしまった。もしかしたら、村じゅうに同じような凶事が起こるのではないか」
不安は、たちまち恐怖へと変わっていきました。


村の僧侶に相談したところ、古くから伝わる書物を読み返して、こう答えました。
「くじ引きで若い者を一人選び、生贄として捧げれば災いは避けられる、と書かれている」
それを聞いた村人たちは混乱しました。
それを見た僧侶は、続けて言いました。
「安心するがよい。くじは一本多く仕込んでおく。その一本だけは引かないように伝えておけば、生贄は選ばぬまま、厄災は避けられるそうだ」
村人たちはその言葉で安心しました。


生贄を選ぶ当日、集められた若者たちに、僧侶が耳打ちしました。
「このくじの中に、一本だけ赤い印が付いているものがある。そのくじだけは絶対に引いてはならない」
若者たちは頷きましたが、朱音だけは不安でした。
「私は、赤い印を見分けることができるだろうか?」
くじ引きが始まり、一人、また一人とくじを引いていきますが、誰も当たりのくじは引きません。
最後に、朱音のところに順番が回ってきました。
二本のくじをじっと見つめますが、どちらに赤い印が付いているのかわかりません。
思い切って一本を選んだ瞬間、周囲からため息が洩れました。
朱音は、赤い印の付いているくじを選んでしまったのです。


生贄は厳密に決められた定めで、破ることはできません。
彼女は竹林に連れて行かれ、その竹の一本に縛り付けられました。
でも、彼女はこう考えました。
「これから武雄さんのところに行ける。きっと待っていてくれる」
しかし、衰弱して意識が失われていく中で、朱音の中に別の考えが浮かびました。
もしかしたら、私から「朱」を奪ったのは、私を愛する気持ちではなく、怨む気持ちからだったのではないだろうか。
私から赤い色を奪い、あの赤いくじを引かせたのではないだろうか。
そう考えると、急に朱音はたった一人になってしまったような気持ちに襲われました。
そんな想いを抱えたまま、やがて彼女は息を引き取ってしまいました。


それから120年が経ちました。
今年、竹林では一斉に花が咲き始めました。再び、くじ引きをしなくてはなりません。
けれど、用意したはずの赤い印のくじは、どこかに行ってしまっていました。
それは、朱音があの世から手を伸ばし、そっと隠してしまったのかもしれません。
なぜなら、彼女は孤独のままあの世に旅立ったからです。彼女は、誰か一人をあの世に引き込みたいのです。
それが誰かは、くじ引きで決めるしかありません……。


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概要

タイトル  呪いの生け贄くじ
URL  「呪いの生け贄くじ」公式ページ
場 所  法多山尊永寺 紫雲閣 静岡県袋井市豊沢
期 間  2022年7月16日(土)~8月28日(日)の土日祝、8月6日(土)~15日(月)
時 間  13:00~21:00(20:50最終入場)
料 金  お一人様1,500円 予約制
所要時間  15分程度
Staff  お化け屋敷「呪いの生け贄くじ」実行委員会
※ 
問い合わせ 


更新日:2022/08/10

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